上棟式住職あいさつ
本日は、御多忙の中、当山の上棟式に御参列、ご焼香賜り
誠にありがとうございました。
ここ数日、雨が降ったりやんだりの天候の中、本堂建設予定地での法
要が心配されましたが、御本寺国吉田桃原寺方丈様をはじめ、ご縁の
深い御寺院方丈様方に御随喜賜り、上棟の為の仏事法要を無事行う事
ができました。
ありがとうございました
また、本日の上棟を迎えるまで、東光寺の建設委員様、菅野企画設計
様、飛鳥工務店様の宮大工の皆様の多大なご尽力ご協力をいただき、更
に東光寺檀信徒の皆様、ご近所の皆様のご理解ご協力のおかげで、本日
の上棟式を迎えることができました。
誠にありがとうございました。
啓白文でも申した通り、旧本堂と山門は、当山が明治時代の今から
百四十年程までに曹洞宗の寺院として法地開山した際に建立され、こ
れまで檀信徒の皆様、地域住民の皆様を見守り、教化する仏道の殿堂と
して、発展してきました。
これまでも歴代住職、檀家様のご先祖様方のご尽力で幾たびかの改
修、増築を行って参りましたが、この度、年月とともに朽廃し手狭にもな
ったため、これからの山門の未来を考えるにあたり、八十二畳の広い本
堂、空調、床暖房、車椅子の方もお参りできるスロープ等を完備した利
便性と、匠の技が凝縮された伝統的な入母屋二重屋根の木造本堂とし
て生まれ変わろうとしています。
棟札には「現世安穏後生善処」「福寿海無量慈眼視衆生」とい
うことばを入れさせていただきました。
現世が安全で穏やかに暮らすことができ、後生は善処に暮らし進むこ
とができるように願い、その為に新しい本堂は、檀信徒の皆様や地域の皆
様が集い、集った方々が本尊延命地蔵菩薩様のご功徳のごとく、大いな
る海のような無限の福徳を恵むような人生が歩めるように、慈しみの心
と悲しみの心をもち、正しい眼で衆生をみつめることができるようになる
学びと和合の場、幸多き人生を生む殿堂にしたいという誓いを込めさせ
ていただきました。
皆様には、来年二月の竣工、四月の落慶式に向けて、今後とも、山門
繁栄の為にご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。
本日は、誠にありがとうございました。