相承 ~受け継がれるみ教え~
ブッダは何千何万の人々から尊敬され、亡くなられた後も弟子たちによってその教えは、世界中に川の流れのように広がっていきました。
そして、その教えを信じる人たちから、お釈迦さまと呼ばれるようになりました。
ヒマラヤをこえ、禅宗の開祖である菩提達磨によって中国に正しく伝わったお釈迦さまの教えは、道元禅師により日本に伝わりました。
道元禅師の開かれた曹洞宗は、お釈迦さまが悟られた瞑想方法である坐禅をもっとも大切な修行とし、日常生活のすべての行いを修行とする教えです。
お釈迦さまの教えを正しく実践する道場として、道元禅師が建立された大本山永平寺、四世瑩山禅師によって建立された大本山總持寺の両本山をはじめ、全国各地に僧堂もつくられました。
そこで修行した僧侶によって、今なおお釈迦さまの教えは、この世で苦しむ人たちを救う正法のみ教えとなり、そのみ教えはこの谷田山東光寺にも伝わっております。
一仏両祖、歴住和尚様に思いを寄せて参禅してください。