東光寺建設だより 令和4年4月1日号

基礎工事と木材加工       順調に進行中!

工事の進行状況について

2月の解体工事終了後に建設予定地の地盤調査が行われ、しっかりした地盤であるという結果が出ました。その後3月8日から本堂の基礎工事が開始されました。床付けした地盤を強固に固めるため、何層も砕石を敷いて転圧し地固めをしました。その砕石の上にはポリエチレンシートを敷いて防湿対策を施しました。

今回の本堂建設工事では、木造本堂の弱点とも言われる基礎の耐久性を高めるため、高耐久コンクリートが使用されます。

また、飛鳥工務店の工場では木材加工の真っ最中です。

木材加工は、製材した丸太を木造り(曲がりや反りを矯正し、仕上がり寸法に削る)した後、墨付けという作業を行います。この作業では宮大工が各部材に中心線や水平線などの基準線、接合部の加工線、配置位置を示す番号を記していきます。その後、ノミやカンナなどの手道具を用いて加工していく刻みという作業が行われます。

瓦を製造する業者では、新しい本堂と山門で使用する瓦の準備が着々と進んでいます。

まずは軒に付ける寺紋瓦のサンプルが届きました。新しい本堂の屋根には80個以上の寺紋瓦(東光寺は「丸に橘」)が装飾されます。

屋根全体を覆う平瓦は本堂と山門合わせて五千枚以上使用します。

成形し乾燥した白地の瓦を千 ℃ 以上で焼成した後、燻化剤を注入し、いぶし瓦を作ります。それらを綿密に検査し、良品のみを使用します。

参拝経路の変更について

予 定 で は 4 月 4 週 目頃から、木工事(建前)に 入 る 予 定 で す 。 建 前期 間 中 は 境 内 に 大 量 の木 材 や 大 型 車 両 が 入 るた め 通 行 で き な く な りま す 。 お 寺 ( 客 殿 ) にお 越 し の 方 は 山 門 側 から お 越 し く だ さ い 。お 墓 参 り の 方 は 駐 車 場側からお参りください。ご 不 便 を お 掛 け 致 しま す が ご 理 解 ご 協 力 の程 、 よ ろ し く お 願 い 致します。

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